Azureで仮想ワークロードを保護する
パブリッククラウドはIT要件を軽減し、ビジネスの機敏性を向上させることができます。しかし最近の調査では、セキュリティ上の懸念から、ITマネージャーの半数以上が機密データをクラウドで扱うことを差し控えていることが報告されています。これにより、組織はパブリッククラウド・アーキテクチャとハイブリッドクラウド・アーキテクチャがもたらすメリットを最大限に活用できなくなっています。
Entrustは、セキュリティに影響を与えることなく、プライベートクラウドをMicrosoft Azureなどに拡張できるようにサポートします。Entrust DataControlは、統合された鍵管理を備えた強力な暗号化を提供し、ライフサイクルを通してワークロードを保護します。DataControlは展開が容易で、アプリケーションをオフラインにすることなく、独自にデータを暗号化またはデータの暗号鍵を再生成することができます。Entrust DataControlはFIPS 140-2 Level 1認定を受けており、官民のデータセキュリティ規制への順守を促進します。オプションとして、最も堅牢なセキュリティ実装のため、FIPS 140-2 Level 3のnShield® ハードウェア・セキュリティ・モジュールとのシームレスな統合が可能です。
DataControl for Azureの暗号化のメリット
- 導入と使用が簡単
- ゼロダウンタイムのワークロード暗号化と鍵の再生成
- 統合されたKey Management Server(KMS)
- 暗号化はVMとともに移行
- WindowsおよびLinuxオペレーティングシステムに対応
セキュリティは重要事項であり、ITアーキテクチャの基本要素である必要があります。クラウドは機敏性が求められるため、Entrust DataControl for Azureの暗号化はVMとともに移行されます。プライベートクラウドからパブリッククラウドに、またはあるクラウドプロバイダーから別のクラウドプロバイダーに移行する場合でも、データはEntrust DataControlを使用して安全に暗号化された状態を維持します。